ちょっと異質な人生
マイクロとは知る人ぞ知る、奴隷船ですね。朝の早くから品物を持って放り出され、ヘトヘトになって夜に回収され、眠気と戦いながら、反省会。
そして心の準備もままないのに、短い睡眠時間で早朝に任地に放り出される。これを3ヶ月もやれば、おかしくなるか、闘志になるか、いや、奴隷根性がつくのかもしれない。
カルトはこの試練を通過して一目置かれるようになる。自衛隊のレンジャーの様に。
一般社会では、もっと激しい訓練はあるのかもしれないが、マイクロはもう元の人生には帰れない程、心が変わってしまう。
私が現役のとき、駅の待合室で虚ろな顔で座っているマイクロ部隊の人をよく見かけたものです。
何が言いたいのか?と言われたとして、一般人とはパラレルワールドが違っていると言うことでしょうか?
その違ってしまったパラレルワールドから抜け出すのは簡単ではないのかもしれません。
私の場合は挫折という形で途中下車したという事でしようか。
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